旧車の定義とは

みなさん、旧車といわれて何が頭の中に出てくるでしょうか?

ダルマやリフトバックの愛称でおなじみのセリカでしょうか、それともハコスカやGT-Rで有名なスカイラインでしょうか、それとも直線番長のダッチチャージャーでしょうか。
たぶんいろいろな名車や歴史的に重要な車が出てくると思います。
では次にこれを考えてみてください、旧車ってどの時代のどういった車でしょうか?
たぶんこういった質問を投げかけられた時に明確に答えられる方はいないと思います。

 

PGC10やKPGC10、ケンメリGT-Rなどが発売されていた1960年代後半から1970年代前半、トヨタのスープラやソアラ、日産のフェアレディZ、ホンダのNSXなど280psモデルが続々と発売されていた1980年代後半から1990年代前半、AE86など小型スポーツモデルがたくさん発売されていた1980年代中盤、初代プリウスが発売されていた1990年代後半、そして海外モデルに目を移すと自動車の基本とも言われているフォードのタイプTやタイプAが発売されていた1900年代初頭などいろいろな意見が出てくると思いますが、どれも正解であって、不正解であるといっていいでしょう。
実は旧車といっても明確な定義はないのです。

 

いくつ化の可能性を見てみますと、まずは言葉的な部分、言葉的に考えると「旧」車ですから、現行モデルのような車ではないことは確かですが、「旧」といって、極端なことを言えば現行モデルではないモデルすべてが旧車といってよく、つい最近新しいモデルが発売されたばかりのプリウスも2015年11月まで販売されていたエコカー補助金によって大ヒットした3代目モデルも旧車といっていいことになります。

しかし、現在でも中古車市場で現役バリバリの3代目モデルを旧車とは言いにくいでしょう。

 

これは旧車に対する対義語のようなものとなる「新車」との比較であるため、やはり無理があるようで単に先代モデル以前のモデルということではなさそうです。

一方はこういったことも言われています、既に生産終了になっているモデル、ほとんどの車がそうですが、例えば日産のローレルやサニー、チェリー、セドリック、ブルーバード、パルサー、シルビアなど、トヨタでいえばスープラ、セリカ、コロナ、マークII三兄弟、カリーナ、スプリンターなど、スバルでいえばレオーネ、アルシオーネ、マツダでいえばRX-7やコスモ、ルーチェなどがそうですが、確かにこれらの車はよく旧車として扱われることがありますが、ローレルの兄弟車であるスカイラインは現在でも後継モデルが発売されている一方でハコスカやケンメリ、ジャパン、R32などは旧車としてかなり人気の高いものとなっています。
ということは一概に生産終了されているから旧車ということでもなさそうです。

 

そうなるとやはり年代的なものになるのかということになりますが、これも非常に幅が広くなってしまい、それこそ旧車といった呼び方よりヒストリックカーやクラシックカーと呼んだ方がいい、フォードタイプTやアルファロメオ・ジュリエッタ、アルピーヌ・A110をAE86やマークIIなどと同じ部類とするということになってしまいます。

 

これもかなり無理があることであってどうやらこういった考え方も間違いであるようです。
やはり旧車とは何ぞやということに明確な答えを出すことは難しそうで、それぞれの個人が何となく、「この時代のこの車は旧車だ」と判断しているだけのようです。

まあ、一番近い定義とすれば、車好きの頭に中に今でもしっかりと残っている車、当時お金がなくて買えなかった名車、過去に乗っていた車などが旧車と呼んでいいのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です