旧車ならではの構造 エクステリアパーツ

旧車と現行車で大きく違うのが外観でしょう。

それにはデザインの流行や傾向というものが大半を占めるわけですが基本は何も変わっていないのでそれを違いとして見ることはできません。
しかし、その時代ならではのエクステリアパーツというものによって年代の違いを見つけることができます。

まずはミラーですが、最近の車しか乗ったことがない方でしたらもはや当たり前に世界だと思いますが、昔の車はミラーはフロントドアにつけられているドアミラーではなく、フロントタイヤの上にあるフェンダーパネルにつけられているフェンダーミラーが一般的でした。

今でもタクシーなどにつけられることが多いのですが、昔はそれが当たり前だったのです。
当たり前の理由は法律でフェンダーミラー以外は認められていなかったからです。

フェンダーミラーはボディの前方につけられ、更にボディよりもはみ出した形で付けられるため、車両間隔がつかみやすく、フェンダーミラーが通過できるところは間違いなく車も通過できるという一つの目安となり、それが安全運転に役立つとして使われていました。

一方ドアミラーはボディの全幅より大きくはみ出すこと、車両間隔がつかみにくいこと、そしてミラーを見る時に視線の移動が大きいということが言われ、安全運転に向かないと思われていました。

しかし、輸入車などではドアミラーが一般的となり、日本向けに車を作る時にわざわざフェンダーミラー使用を作らなければならないということから圧力がかかり、日本でも次第荷ドアミラーが許されるようになりました。

国産車で初めてドアミラーが採用されたのは1982年に発売されたパルサーの派生モデルであるパルサーエクサで、当時はドアミラーの他にフェンダーミラーの選択肢も与えられていました。
ということは1982年以前の旧車は確実にフェンダーミラーであるということになります。

それから大きく変わったのが前後につけられるバンパーです。

これは昔の車と今の車を見比べるとすぐにわかるのですが、今の車は樹脂製のバンパーが付けられその内かわにリーンホースメントとかインナーバンパーといわれる金属製のバンパーが付けられる形となっており、見た目的にはボディと一体化したような形に見えますが、昔のものは金属製のものが外から付けられているような形となっており、ボディと一体化しておらず、バンパーであること主張するかのように付けられています。
高級車ではメッキが施され、大衆車では黒い塗装や樹脂カバーが付けられているというのが当たり前でした。

実はメッキが高級感を醸し出すといわれるようになったのはこのバンパーの存在がその理由の一つとされ、高額車両はメッキバンパー、安い車は塗装バンパーとなっていたことが大きく影響しているようです。

ボディと一体化した形のバンパーが使われるようになったのは1980年代中盤ぐらいからで、それ以前のものはまさにバンパーはバンパーとして付けられていました。
それとアルミホイールも旧車では皆無といっていいでしょう。

現在でも廉価モデルや軽自動車ではスチールホイールとなっているモデルがあるが、旧車の時代ではどんな高級車でもスチールホイールとホイールキャップが当たり前の時代でした。
少しずつアルミホイールが普及してきた1970年代半ばあたりからはバネ下重量を軽減するという本来の目的ではなく、単なるドレスアップやアルミホイールを付けていること自体がステータスシンボルになっていました。

その時に流行ったのがワタナベのバナナスポークやエンケイのバハでした。
今では当たり前のアルミホイールが当時は特別なものとして扱われていたのは間違いないでしょう。

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