旧車ならではの構造 装備

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<参照:http://hiacefdbox.blog.fc2.com/blog-entry-150.html>

快適な運転環境、居住性能をもたらすのはいろいろなところにつけられている装備によって大きく左右されるでしょう。
特に実際に人間が触る部分の性能は大きな影響をもたらすことになるでしょう。

普段何気なく使っている装備も実は旧車と呼ばれる車にはなかったり、もっと性能が悪かったりすることも多々ありますので、そういったことを理解した上で旧車に乗りたいものです。
身近なところではパワーウィンドウ、現代の車は軽自動車でも商用車でもほぼすべてがパワーウィンドウになっていると思いますが、パワーウィンドウが初めて量産車に採用されたのは1963年、そしてそれが一般的に普及したのは1970年代に入ってからですので、古い車ではパワーウィンドウではなく、昔ながらの手回し式のウィンドウ構造が採用されていることが多くなります。

もちろんすべてのドアでということですので、今のように後ろのウィンドウを閉め忘れたからといって手元のスイッチ一つで占めるというわけにはいかず、手が届くのであれば手を伸ばして、届かない場合は一度車を降りてそのドアにところまで行って、キリキリとハンドルを回して締めなけらばなりませんでした。

昔はよくサイドウィンドウの閉め忘れから起こる盗難事件が多発していたものですが、それもそういった不便な部分が招いたものと思われます。

それから集中ドアロックや車速感応式ドアロックなどもありませんので、車を止めてドアロックする場合や危険防止のために走行中のドアロックをする場合は、乗っている人に声をかけてドアロックの状態を確認したり、自分の目でドアロックのノブが飛び出していないかを確認しなければなりませんでした。

それからミラー調整、特にフェンダーミラーがついているモデルでは左右のフェンダーミラーをあわせるのに複数の人間が必要で、ドライバーはシートに座り、もう一人が降りていってフェンダーミラーのミラー部の角度を少し動かしながらドライバーに確認をとり、もし角度があっていなかったらドライバーの手による指示にあわせて、角度を調整しなければなりませんでした。

1人で乗っている時は悲惨です、シートに座って角度の予測をし、車から降りて角度調整、又シートに座って確認し、あっていなかったらまた降りて角度調整といったことをミラーの角度が合うまで繰り返す必要がありました。
今のようにシートに座ってミラー角度調整スイッチでミラーの角度を合わすということなどできませんでした。

それから燃料の給油口の開閉も今とは違います。
今の車は給油口を開けるレバーなりスイッチが運転席周りにつけられており、それを操作することで給油口のカバーを開けることができますが、古い旧車では、イグニッションキーと同じキー形状を持った鍵が給油口の蓋にもつけられているので、ガソリンスタンドで給油をするときもエンジンを止めた後に、ガソリンスタンドの人に鍵を預けなければなりませんでした。

そして給油を終えた後はその鍵を返してもらって、エンジンスタートという形になります。
これと似たようなものにトランクもあります。

セダンなどのトランクを開けるのも今では室内からレバーやスイッチ一つで開けることができるようになりましたが、昔は室内から開ける構造はつけられておらず、外から開けなければなりませんでした。
トランクも鍵が付けられており、トランクを開けるには鍵を一度抜いて、それを持ったドライバーがトランクのところまで行き、トランクにつけられている鍵穴に鍵を差し込んで開ける必要がありました。
この時代ではトランクを開けたはいいが、その鍵をトランクの中において、トランクフードを閉めてしまうというとじ込み事故が結構ありました。

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